コロナ下克上物語《第二話 A》

会社に着くと、うちの部で出社しているのは自分を含め3人だけだった。
今日は客先との重要なオンライン会議があり、部の半分が出席予定だが、メンバーの多くは在宅でバラバラに出席するらしい。「うまくやってくれるのかな」。部長の嶋津は一瞬そう感じた。
一日の仕事はメールのチェックから始まる。もともと社内メールが多く、CCで同報すれば伝えたことになると思っている社員が多い会社だが、今はテレワークが主体になり、メール本数がいっそう多くなった。以前ならちょっとした質問は自分のデスクに部下がやって来たり、社内を歩いている時に声をかけられたりしたが、今はそれかない。メールで質問されたりLINEや電話、チャットで質問が来たりする。立ち話などに比べると1件1件の対応に時間がかかり、会議が終わると結構な本数のメールが溜まっている。7割ぐらいは即答できる内容だが、中には基礎や根本を理解していないと分かる質問もあり、電話で画面などを見ながら説明し解決することになる。以前なら周りを見回して「先輩の◯◯君に教えてもらって」と言えたが、今はちょっとした質問ほどそれがしにくい。
だが、部長の嶋津はふと思った。「そういえばよく質問に来ていた佐倉君達は質問に来なくなったが、どうしたんだろう。。メンタルなどがやられてなければ良いが。。」と。

筆者 空志郎



【続きはこちら】 (AとB、二つのパターンがあります)

◆コロナ下克上物語《第三話 A》
(一方、東都電機では)「おはよう」「おはよう、久しぶり」「今日は出社?」「週1回のね」・・・

◆コロナ下克上物語《第三話 B》
(一方、東都電機では) 「佳乃さん、おはようございます」「早希ちゃん、おはよう、久しぶり」


【ここまでのストーリー】

《第一話》ニューノーマルって?(筆者 空志郎)
キキーッ!ガタッ、痛っ!すみません。。ーー久々に朝の電車で他人に触れた。
思えば朝の満員電車ってどんなだったんだろう?またもとの状態に戻る日が来るんだろうか?自分はまた満員電車に耐えられるんだろうか?それとも時差通勤やテレワークの日が増えて、もう満員にはならない?

《第二話 》(筆者 空志郎)
会社に着くと、うちの部で出社しているのは自分を含め3人だけだった。

今日は客先との重要なオンライン会議があり、部の半分が出席予定だが、メンバーの多くは在宅でバラバラに出席するらしい。「うまくやってくれるのかな」。部長の嶋津は一瞬そう感じた。
一日の仕事はメールのチェックから始まる。もともと社内メールが多く、CCで同報すれば伝えたことになると思っている社員が多い会社だが、今はテレワークが主体になり、メール本数がいっそう多くなった。以前ならちょっとした質問は自分のデスクに部下がやって来たり、社内を歩いている時に声をかけられたりしたが、今はそれかない。メールで質問されたりLINEや電話、チャットで質問が来たりする。立ち話などに比べると1件1件の対応に時間がかかり、会議が終わると結構な本数のメールが溜まっている。7割ぐらいは即答できる内容だが、中には基礎や根本を理解していないと分かる質問もあり、電話で画面などを見ながら説明し解決することになる。以前なら周りを見回して「先輩の◯◯君に教えてもらって」と言えたが、今はちょっとした質問ほどそれがしにくい。
だが、部長の嶋津はふと思った。「そういえばよく質問に来ていた佐倉君達は質問に来なくなったが、どうしたんだろう。。メンタルなどがやられてなければ良いが。。」と。


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デリバリー物語《第二話 A》

(別の日)
今日はどんな人に会えるのか。
新一はこの仕事をはじめて3か月になるが、人の生活の一部が垣間見れるこの配達の仕事が密かな楽しみになっていた。
コロナ禍でオンラインでやり取りすることが増え、めっきり他人と会わなくなったことも影響している。
以前はスポーツジムに時々通っていたが、今は密になり行けなくなったので、
もともとは体力づくりと新しいことをはじめる少しの好奇心が目的だった。
それが今は人間観察が第一目的になっていた。
お仕事開始。配達アプリをオンにすると、早速、近くのフランス料理店の注文通知が来た。店に行くと、料理は2人分、ワインも一緒に頼んでいる。ウーバーバッグに料理を詰め込み、新一は店を出発した。

筆者 空志郎



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◆デリバリー物語《第三話 A》
配達先に着きインターホンを押すと、中から品のある小綺麗な年配女性が出てきた。


【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 空志郎)
ピンポーン!こんばんは、ヤマト運輸です。お荷物お届けに参りました。
ピンポーン!ヨドバシドットコムです。
ピンポーン!アマゾンドットコムです。
ピンポーン!ウーバーイーツです。
ピンポーン!出前館です。
このタワーマンションはいつもこの時間、入口が混雑する。せっかく早く着いてもなかなか順番が回ってこない。
・・・・そしてようやくボクの番。ピンポーン!こんばんは、ウーバーイーツです。テイクアウトの品をお届けに参りました。・・・・「ありがとうございました」「またよろしくお願いします」。
今日のお客はラッキーだった。この分なら今回も高評価は間違いなし。うまく行けば高いチップもゲットできるかもしれない。でも今日の奥さんは少し様子が暗かった。顔の左側を見せないようにしてた感じもした。どうしたんだろう?ふと新一の頭をよぎったが、今日は時間がまだ早いので、新一は気にせずもう1件デリバリーをこなそうと決めた。
外に出ると、雨が降り始めていた。雨雲レーダーをチェックすると、雨雲は小さいが、断続的にやってくる予報だった。今日はもう店じまいにしよう。新一は自宅に帰ろうと決めた。

《第二話 A》(筆者 空志郎)
(別の日)
今日はどんな人に会えるのか。
新一はこの仕事をはじめて3か月になるが、人の生活の一部が垣間見れるこの配達の仕事が密かな楽しみになっていた。
コロナ禍でオンラインでやり取りすることが増え、めっきり他人と会わなくなったことも影響している。
以前はスポーツジムに時々通っていたが、今は密になり行けなくなったので、
もともとは体力づくりと新しいことをはじめる少しの好奇心が目的だった。
それが今は人間観察が第一目的になっていた。
お仕事開始。配達アプリをオンにすると、早速、近くのフランス料理店の注文通知が来た。店に行くと、料理は2人分、ワインも一緒に頼んでいる。ウーバーバッグに料理を詰め込み、新一は店を出発した。


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耳でキノコを育てたい《第二話 B》

玄関のチラシ

「ん?」
オレは玄関ドアのポストからカラフルなチラシが飛び出していることに気付く。
「これは・・・水道修理のチラシ。」
チラシの下部には「”このチラシを見た!”で1000円OFF!」の文字。
「は?」
オレは舐められてるようだ、オレはこう見えてお金持ちなんだぞ。
だが丁度いい。
オレはずっと前から自慢の汚い詰まったトイレを誰かに見せたいと思っていた。
よし、明日起きたら水道修理屋を呼ぼう!

筆者  きのこのこ



【続きはこちら】

◆耳でキノコを育てたい《第三話 B》
向こうが上手(うわて)


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 B》玄関のチラシ(筆者 きのこのこ)
「ん?」
オレは玄関ドアのポストからカラフルなチラシが飛び出していることに気付く。
「これは・・・水道修理のチラシ。」
チラシの下部には「”このチラシを見た!”で1000円OFF!」の文字。
「は?」
オレは舐められてるようだ、オレはこう見えてお金持ちなんだぞ。
だが丁度いい。
オレはずっと前から自慢の汚い詰まったトイレを誰かに見せたいと思っていた。
よし、明日起きたら水道修理屋を呼ぼう!


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耳でキノコを育てたい《第四話 A》

ロマン

おはようございます。オレは窓の桟のカビをプラケースに入れて飼育観察することにした。
散らかった机の上にある小さなプラケース、その中に広がる壮大なカビの世界。
これこそ男のロマンだろう。名付けて「カビリウム」だ。
しかし・・・あえてこんなことをしなくてもオレの部屋はすでにカビだらけ。
場所によって生えてるカビの色も形も違う。プラケースの中よりイキイキして見える。
オレの部屋こそが本当のカビリウムなのでは・・・?
そう思うとどうしようもなく胸が高鳴った。
嬉しそうに鳴く心臓と止まらない咳、たんぽぽの綿毛のように舞う大きなホコリ。
それらと一緒にオレは気が済むまで踊った。床でジタバタと。
疲労感と満足感に包まれながら、オレは眠りについた。 おやすみなさい。


筆者 きのこのこ



【続きはこちら】

◆耳でキノコを育てたい《第五話 A》
どうするメニュー?


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 A》窓の桟(筆者 きのこのこ)
100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。

《第三話 A》どうする(筆者 きのこのこ)
さて、今日が終わる前に昨日見つけた窓の桟のカビをどうするか考えよう。
プラケースに入れて飼育観察しようか?オレが作った曲を聞かせてあげようか?スプーンですくって他の場所にも塗り広げようか?
久しぶりに頭を使ったら眠くなってきた、今日はもう寝ます。おやすみなさい。

《第四話 A》ロマン(筆者 きのこのこ)
おはようございます。オレは窓の桟のカビをプラケースに入れて飼育観察することにした。
散らかった机の上にある小さなプラケース、その中に広がる壮大なカビの世界。
これこそ男のロマンだろう。名付けて「カビリウム」だ。
しかし・・・あえてこんなことをしなくてもオレの部屋はすでにカビだらけ。
場所によって生えてるカビの色も形も違う。プラケースの中よりイキイキして見える。
オレの部屋こそが本当のカビリウムなのでは・・・?
そう思うとどうしようもなく胸が高鳴った。
嬉しそうに鳴く心臓と止まらない咳、たんぽぽの綿毛のように舞う大きなホコリ。
それらと一緒にオレは気が済むまで踊った。床でジタバタと。
疲労感と満足感に包まれながら、オレは眠りについた。 おやすみなさい。


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耳でキノコを育てたい《第三話 A》

どうする?

さて、今日が終わる前に昨日見つけた窓の桟のカビをどうするか考えよう。
プラケースに入れて飼育観察しようか?オレが作った曲を聞かせてあげようか?スプーンですくって他の場所にも塗り広げようか?
久しぶりに頭を使ったら眠くなってきた、今日はもう寝ます。おやすみなさい。

筆者  きのこのこ



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◆耳でキノコを育てたい《第四話 A》
ロマン


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 A》窓の桟(筆者 きのこのこ)
100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。

《第三話 A》どうする?(筆者 きのこのこ)
さて、今日が終わる前に昨日見つけた窓の桟のカビをどうするか考えよう。プラケースに入れて飼育観察しようか?オレが作った曲を聞かせてあげようか?スプーンですくって他の場所にも塗り広げようか?
久しぶりに頭を使ったら眠くなってきた、今日はもう寝ます。おやすみなさい。


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耳でキノコを育てたい《第二話 A》

窓の桟

100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。

筆者  きのこのこ



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◆耳でキノコを育てたい《第三話 A》
どうする


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 A》窓の桟(筆者 きのこのこ)
100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。


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耳でキノコを育てたい《第一話》

オレは

オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

筆者 きのこのこ


【続きはこちら】 (AとB、二つのパターンがあります)

◆耳でキノコを育てたい《第二話 A》
窓の桟

◆耳でキノコを育てたい《第二話 B》
玄関のチラシ


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Suspicion-疑惑 -《第二話 B》

勝手知ったる顔だ。やつらは警視庁第三課、窃盗事件を担当する刑事だ。

どうやら先回りしてきたようだ。
「お前がここに来ることは分かっている」と刑事のひとりが言った。

また俺の邪魔をしに来やがった。

一週間前もそうだった。
その時は長女の姉を助けるため、この場所に来た。姉が監禁されているアパートの2階の部屋に外から踏み込もうとベランダに手を掛けた時、やつらが現れた。
「窃盗未遂で逮捕する」俺は連行された。

また邪魔をしに来やがった。今日は次女の姉を助けに来てるのに・・・・
あの2階の部屋、ベランダに物干し竿がある部屋、あそこに姉が・・・・

刑事が言った。
「嘘を付くな。お前に姉などいない。また盗みに来たのか。
懲りない”妄想野郎”だ」

やつらは何をいっているのだ。俺は姉たちの写真を持っている。これが証拠だ!
手に持った写真には、楽しそうに食事する女性2人が写っている。
しかしそれはネット上に転がっているありふれた画像だった。

筆者 ただの通りすがり



【続きはこちら】

◆Suspicion-疑惑 -《第三話 C》
「って、誰だよこれ!」2人の姉が写っていた筈の写真に代わりに写っていたのは、1度も会った事のない人物だった。


【ここまでのストーリー】


《第一話》(筆者 るくすすん)

梅雨入りしそうなじっとりとした真夜中
ひとりで単車を転がしていた

ふッとバックミラーをのぞき込むと
煌々と警察車両の赤色灯とサイレンが俺を追っていた

警察車両の1台が、拡声器を使い停止命令を訴えていた
『とまれ小僧!!!』

すごい剣幕で、俺の単車の後を追いかけてくる

素直に止まるはずもない
東京から神奈川に入る県境
多摩川の上を走り向ける

目の前に見えるのは川崎の高層ビル群と神奈川県警の交機

後方には蒲田警察
前方には神奈川県警の交機

多摩川の橋の上で赤色灯に囲まれ 絶体絶命!

しばらくすると逆車線の川崎方面から一台の軽自動車が上って来た

俺は賺さず、軽自動車が上って来た方向へハンドルを切り
アクセルを吹かした

まんまと警察車両をかわし武蔵小杉方面へ走り出す
後方からサイレンの音が聞こえるが追いつく感じはしなかった…

再び東京方面へ単車を走らせ、環八を抜け駒沢通りへ
呑川親水公園で単車を降りた。

すると、暗闇から3人の男達が現れ俺の名前を呼んだ!

 アマモト ルクス
 天本るくす 年は17歳 現役高校性
 蒲田を流れる小汚い呑川近辺で育った
 家族は大手企業に勤める父と貿易会社を営む母
 兄弟は姉が2人(長女は23歳 次女は19歳の大学生)

俺は今日…次女の姉を助けにこの場所にやって来た…


《第二話 B》(筆者 ただの通りすがり)

勝手知ったる顔だ。やつらは警視庁第三課、窃盗事件を担当する刑事だ。

どうやら先回りしてきたようだ。
「お前がここに来ることは分かっている」と刑事のひとりが言った。

また俺の邪魔をしに来やがった。

一週間前もそうだった。
その時は長女の姉を助けるため、この場所に来た。姉が監禁されているアパートの2階の部屋に外から踏み込もうとベランダに手を掛けた時、やつらが現れた。
「窃盗未遂で逮捕する」俺は連行された。

今日は次女の姉を助けに来たのに・・・・
あの2階の部屋、ベランダに物干し竿がある部屋、あそこに姉が・・・・

刑事が言った。
「嘘を付くな。お前に姉などいない。また盗みに来たのか。
懲りない”妄想野郎”だ」

やつらは何をいっているのだ。俺は姉たちの写真を持っている。これが証拠だ!
手に持った写真には、楽しそうに食事する女性2人が写っている。
しかしそれはネット上に転がっているありふれた画像だった。


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ひと粒のコロナウイルス《第二話 A》

兄弟達と一緒に肺で遊んでいたんだ。
そしたら、急に突風が吹いて来て、食道まで飛ばされた。兄弟達も一緒に飛ばされた。僕は兄弟達と一緒にまた思わぬ突風で飛ばされないように、食道の隅っこで兄弟達と一緒に居た。

筆者 ねもねも~と



【続きはこちら】

◆ひと粒のコロナウイルス《第三話 A》
すると胃から何かが覗いている。


【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 ねもねも~と)
今日、僕の住んでいた体が止まった
血液の流れる音も、心臓の鼓動も、何も聞こえなくなった。
2週間前。
僕は誰かの体の中で生まれた。
多分、僕のお母さん。でも、兄弟がいっぱいいるから、お母さんの姿を見たことがない。それでも、僕には沢山の兄弟がいるから、全然寂しくはなかった。

《第二話》(筆者 ねもねも~と)
兄弟達と一緒に肺で遊んでいたんだ。
そしたら、急に突風が吹いて来て、食道まで飛ばされた。兄弟達も一緒に飛ばされた。僕は兄弟達と一緒にまた思わぬ突風で飛ばされないように、食道の隅っこで兄弟達と一緒に居た。


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Suspicion-疑惑 -《第一話》

梅雨入りしそうなじっとりとした真夜中
ひとりで単車を転がしていた

ふッとバックミラーをのぞき込むと
煌々と警察車両の赤色灯とサイレンが俺を追っていた

警察車両の1台が、拡声器を使い停止命令を訴えていた
『とまれ小僧!!!』

すごい剣幕で、俺の単車の後を追いかけてくる

素直に止まるはずもない
東京から神奈川に入る県境
多摩川の上を走り向ける

目の前に見えるのは川崎の高層ビル群と神奈川県警の交機

後方には蒲田警察
前方には神奈川県警の交機

多摩川の橋の上で赤色灯に囲まれ 絶体絶命!

しばらくすると逆車線の川崎方面から一台の軽自動車が上って来た

俺は賺さず、軽自動車が上って来た方向へハンドルを切り
アクセルを吹かした

まんまと警察車両をかわし武蔵小杉方面へ走り出す
後方からサイレンの音が聞こえるが追いつく感じはしなかった…

再び東京方面へ単車を走らせ、環八を抜け駒沢通りへ
呑川親水公園で単車を降りた。

すると、暗闇から3人の男達が現れ俺の名前を呼んだ!

 アマモト ルクス
 天本るくす 年は17歳 現役高校性
 蒲田を流れる小汚い呑川近辺で育った
 家族は大手企業に勤める父と貿易会社を営む母
 兄弟は姉が2人(長女は23歳 次女は19歳の大学生)

俺は今日…次女の姉を助けにこの場所にやって来た…

筆者 るくすすん



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『おい!るくす』『久々だな』 声をかけてきた男の顔を睨め付けるように…うなずいた。 『姉貴は無事なんだろうな?』

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