耳でキノコを育てたい《第二話 B》

玄関のチラシ

「ん?」
オレは玄関ドアのポストからカラフルなチラシが飛び出していることに気付く。
「これは・・・水道修理のチラシ。」
チラシの下部には「”このチラシを見た!”で1000円OFF!」の文字。
「は?」
オレは舐められてるようだ、オレはこう見えてお金持ちなんだぞ。
だが丁度いい。
オレはずっと前から自慢の汚い詰まったトイレを誰かに見せたいと思っていた。
よし、明日起きたら水道修理屋を呼ぼう!

筆者  きのこのこ



【続きはこちら】

◆耳でキノコを育てたい《第三話 B》
向こうが上手(うわて)


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 B》玄関のチラシ(筆者 きのこのこ)
「ん?」
オレは玄関ドアのポストからカラフルなチラシが飛び出していることに気付く。
「これは・・・水道修理のチラシ。」
チラシの下部には「”このチラシを見た!”で1000円OFF!」の文字。
「は?」
オレは舐められてるようだ、オレはこう見えてお金持ちなんだぞ。
だが丁度いい。
オレはずっと前から自慢の汚い詰まったトイレを誰かに見せたいと思っていた。
よし、明日起きたら水道修理屋を呼ぼう!


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  • 一話あたりの文字数は100~1,000文字までとしてください。1,000文字を超える場合は、次話として投稿してください。

耳でキノコを育てたい《第四話 A》

ロマン

おはようございます。オレは窓の桟のカビをプラケースに入れて飼育観察することにした。
散らかった机の上にある小さなプラケース、その中に広がる壮大なカビの世界。
これこそ男のロマンだろう。名付けて「カビリウム」だ。
しかし・・・あえてこんなことをしなくてもオレの部屋はすでにカビだらけ。
場所によって生えてるカビの色も形も違う。プラケースの中よりイキイキして見える。
オレの部屋こそが本当のカビリウムなのでは・・・?
そう思うとどうしようもなく胸が高鳴った。
嬉しそうに鳴く心臓と止まらない咳、たんぽぽの綿毛のように舞う大きなホコリ。
それらと一緒にオレは気が済むまで踊った。床でジタバタと。
疲労感と満足感に包まれながら、オレは眠りについた。 おやすみなさい。


筆者 きのこのこ



【続きはこちら】

◆耳でキノコを育てたい《第五話 A》
どうするメニュー?


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 A》窓の桟(筆者 きのこのこ)
100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。

《第三話 A》どうする(筆者 きのこのこ)
さて、今日が終わる前に昨日見つけた窓の桟のカビをどうするか考えよう。
プラケースに入れて飼育観察しようか?オレが作った曲を聞かせてあげようか?スプーンですくって他の場所にも塗り広げようか?
久しぶりに頭を使ったら眠くなってきた、今日はもう寝ます。おやすみなさい。

《第四話 A》ロマン(筆者 きのこのこ)
おはようございます。オレは窓の桟のカビをプラケースに入れて飼育観察することにした。
散らかった机の上にある小さなプラケース、その中に広がる壮大なカビの世界。
これこそ男のロマンだろう。名付けて「カビリウム」だ。
しかし・・・あえてこんなことをしなくてもオレの部屋はすでにカビだらけ。
場所によって生えてるカビの色も形も違う。プラケースの中よりイキイキして見える。
オレの部屋こそが本当のカビリウムなのでは・・・?
そう思うとどうしようもなく胸が高鳴った。
嬉しそうに鳴く心臓と止まらない咳、たんぽぽの綿毛のように舞う大きなホコリ。
それらと一緒にオレは気が済むまで踊った。床でジタバタと。
疲労感と満足感に包まれながら、オレは眠りについた。 おやすみなさい。


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耳でキノコを育てたい《第三話 A》

どうする?

さて、今日が終わる前に昨日見つけた窓の桟のカビをどうするか考えよう。
プラケースに入れて飼育観察しようか?オレが作った曲を聞かせてあげようか?スプーンですくって他の場所にも塗り広げようか?
久しぶりに頭を使ったら眠くなってきた、今日はもう寝ます。おやすみなさい。

筆者  きのこのこ



【続きはこちら】

◆耳でキノコを育てたい《第四話 A》
ロマン


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 A》窓の桟(筆者 きのこのこ)
100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。

《第三話 A》どうする?(筆者 きのこのこ)
さて、今日が終わる前に昨日見つけた窓の桟のカビをどうするか考えよう。プラケースに入れて飼育観察しようか?オレが作った曲を聞かせてあげようか?スプーンですくって他の場所にも塗り広げようか?
久しぶりに頭を使ったら眠くなってきた、今日はもう寝ます。おやすみなさい。


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耳でキノコを育てたい《第二話 A》

窓の桟

100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。

筆者  きのこのこ



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◆耳でキノコを育てたい《第三話 A》
どうする


【ここまでのストーリー】

《第一話》オレは(筆者 きのこのこ)
オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

《第二話 A》窓の桟(筆者 きのこのこ)
100日ぶりに窓の桟を見たら大量のカビがこびり付いていた。
「うーん、どうしよう。」
テレビを見ながらひたすらその独り言を繰り返していたら一日が終わった、明日また考えよう。
もう夕方なので風呂に入って寝よう。おやすみなさい。


【続きを書く】

  • 投稿時は投稿規約を順守してください。事務局で内容を確認のうえサイト上にアップします。
  • 一話あたりの文字数は100~1,000文字までとしてください。1,000文字を超える場合は、次話として投稿してください。

耳でキノコを育てたい《第一話》

オレは

オレの名前は「ぷっちょ」。
もう大人だが小学生低学年並みの汚い下ネタが大好きな男だ。
部屋にたくさんいるカビはオレの友達。夢は自分の耳の中でキノコを育てること。
これからよろしく!

筆者 きのこのこ


【続きはこちら】 (AとB、二つのパターンがあります)

◆耳でキノコを育てたい《第二話 A》
窓の桟

◆耳でキノコを育てたい《第二話 B》
玄関のチラシ


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  • 投稿時は投稿規約を順守してください。事務局で内容を確認のうえサイト上にアップします。
  • 一話あたりの文字数は100~1,000文字までとしてください。1,000文字を超える場合は、次話として投稿してください。

Suspicion-疑惑 -《第二話 B》

勝手知ったる顔だ。やつらは警視庁第三課、窃盗事件を担当する刑事だ。

どうやら先回りしてきたようだ。
「お前がここに来ることは分かっている」と刑事のひとりが言った。

また俺の邪魔をしに来やがった。

一週間前もそうだった。
その時は長女の姉を助けるため、この場所に来た。姉が監禁されているアパートの2階の部屋に外から踏み込もうとベランダに手を掛けた時、やつらが現れた。
「窃盗未遂で逮捕する」俺は連行された。

また邪魔をしに来やがった。今日は次女の姉を助けに来てるのに・・・・
あの2階の部屋、ベランダに物干し竿がある部屋、あそこに姉が・・・・

刑事が言った。
「嘘を付くな。お前に姉などいない。また盗みに来たのか。
懲りない”妄想野郎”だ」

やつらは何をいっているのだ。俺は姉たちの写真を持っている。これが証拠だ!
手に持った写真には、楽しそうに食事する女性2人が写っている。
しかしそれはネット上に転がっているありふれた画像だった。

筆者 ただの通りすがり



【続きはこちら】

◆Suspicion-疑惑 -《第三話 C》
「って、誰だよこれ!」2人の姉が写っていた筈の写真に代わりに写っていたのは、1度も会った事のない人物だった。


【ここまでのストーリー】


《第一話》(筆者 るくすすん)

梅雨入りしそうなじっとりとした真夜中
ひとりで単車を転がしていた

ふッとバックミラーをのぞき込むと
煌々と警察車両の赤色灯とサイレンが俺を追っていた

警察車両の1台が、拡声器を使い停止命令を訴えていた
『とまれ小僧!!!』

すごい剣幕で、俺の単車の後を追いかけてくる

素直に止まるはずもない
東京から神奈川に入る県境
多摩川の上を走り向ける

目の前に見えるのは川崎の高層ビル群と神奈川県警の交機

後方には蒲田警察
前方には神奈川県警の交機

多摩川の橋の上で赤色灯に囲まれ 絶体絶命!

しばらくすると逆車線の川崎方面から一台の軽自動車が上って来た

俺は賺さず、軽自動車が上って来た方向へハンドルを切り
アクセルを吹かした

まんまと警察車両をかわし武蔵小杉方面へ走り出す
後方からサイレンの音が聞こえるが追いつく感じはしなかった…

再び東京方面へ単車を走らせ、環八を抜け駒沢通りへ
呑川親水公園で単車を降りた。

すると、暗闇から3人の男達が現れ俺の名前を呼んだ!

 アマモト ルクス
 天本るくす 年は17歳 現役高校性
 蒲田を流れる小汚い呑川近辺で育った
 家族は大手企業に勤める父と貿易会社を営む母
 兄弟は姉が2人(長女は23歳 次女は19歳の大学生)

俺は今日…次女の姉を助けにこの場所にやって来た…


《第二話 B》(筆者 ただの通りすがり)

勝手知ったる顔だ。やつらは警視庁第三課、窃盗事件を担当する刑事だ。

どうやら先回りしてきたようだ。
「お前がここに来ることは分かっている」と刑事のひとりが言った。

また俺の邪魔をしに来やがった。

一週間前もそうだった。
その時は長女の姉を助けるため、この場所に来た。姉が監禁されているアパートの2階の部屋に外から踏み込もうとベランダに手を掛けた時、やつらが現れた。
「窃盗未遂で逮捕する」俺は連行された。

今日は次女の姉を助けに来たのに・・・・
あの2階の部屋、ベランダに物干し竿がある部屋、あそこに姉が・・・・

刑事が言った。
「嘘を付くな。お前に姉などいない。また盗みに来たのか。
懲りない”妄想野郎”だ」

やつらは何をいっているのだ。俺は姉たちの写真を持っている。これが証拠だ!
手に持った写真には、楽しそうに食事する女性2人が写っている。
しかしそれはネット上に転がっているありふれた画像だった。


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ひと粒のコロナウイルス《第二話 A》

兄弟達と一緒に肺で遊んでいたんだ。
そしたら、急に突風が吹いて来て、食道まで飛ばされた。兄弟達も一緒に飛ばされた。僕は兄弟達と一緒にまた思わぬ突風で飛ばされないように、食道の隅っこで兄弟達と一緒に居た。

筆者 ねもねも~と



【続きはこちら】

◆ひと粒のコロナウイルス《第三話 A》
すると胃から何かが覗いている。


【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 ねもねも~と)
今日、僕の住んでいた体が止まった
血液の流れる音も、心臓の鼓動も、何も聞こえなくなった。
2週間前。
僕は誰かの体の中で生まれた。
多分、僕のお母さん。でも、兄弟がいっぱいいるから、お母さんの姿を見たことがない。それでも、僕には沢山の兄弟がいるから、全然寂しくはなかった。

《第二話》(筆者 ねもねも~と)
兄弟達と一緒に肺で遊んでいたんだ。
そしたら、急に突風が吹いて来て、食道まで飛ばされた。兄弟達も一緒に飛ばされた。僕は兄弟達と一緒にまた思わぬ突風で飛ばされないように、食道の隅っこで兄弟達と一緒に居た。


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Suspicion-疑惑 -《第一話》

梅雨入りしそうなじっとりとした真夜中
ひとりで単車を転がしていた

ふッとバックミラーをのぞき込むと
煌々と警察車両の赤色灯とサイレンが俺を追っていた

警察車両の1台が、拡声器を使い停止命令を訴えていた
『とまれ小僧!!!』

すごい剣幕で、俺の単車の後を追いかけてくる

素直に止まるはずもない
東京から神奈川に入る県境
多摩川の上を走り向ける

目の前に見えるのは川崎の高層ビル群と神奈川県警の交機

後方には蒲田警察
前方には神奈川県警の交機

多摩川の橋の上で赤色灯に囲まれ 絶体絶命!

しばらくすると逆車線の川崎方面から一台の軽自動車が上って来た

俺は賺さず、軽自動車が上って来た方向へハンドルを切り
アクセルを吹かした

まんまと警察車両をかわし武蔵小杉方面へ走り出す
後方からサイレンの音が聞こえるが追いつく感じはしなかった…

再び東京方面へ単車を走らせ、環八を抜け駒沢通りへ
呑川親水公園で単車を降りた。

すると、暗闇から3人の男達が現れ俺の名前を呼んだ!

 アマモト ルクス
 天本るくす 年は17歳 現役高校性
 蒲田を流れる小汚い呑川近辺で育った
 家族は大手企業に勤める父と貿易会社を営む母
 兄弟は姉が2人(長女は23歳 次女は19歳の大学生)

俺は今日…次女の姉を助けにこの場所にやって来た…

筆者 るくすすん



【続きはこちら】 (AとB、二つのパターンがあります)

◆Suspicion-疑惑 -《第二話 A》
『おい!るくす』『久々だな』 声をかけてきた男の顔を睨め付けるように…うなずいた。 『姉貴は無事なんだろうな?』

◆Suspicion-疑惑 -《第二話 B》
勝手知ったる顔だ。やつらは警視庁第三課、窃盗事件を担当する刑事だ。どうやら先回りしてきたようだ。


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