未来から来た女の子《第六話 A》

待ってと止めても聞かないと言うようにルカの小さな背中は早足でどんどんと遠のいていくばかり。
これが本当に子供の歩くスピードなのだろうか。
「引っ越すんだったらマンションも解約しないといけなきゃだし、転居手続きだって…」
「引っ越しと言っても転居はしません。マンションの解約もしません。」ルカはすんなりと転居を否定する。
「えぇ!!!じゃあ一体どういうこと!?」「行くんですよ。」
「どこに?」「未来ですよ。」
「はあ?!?!?!?」
私、未来に行かされるの????

筆者 ウナギ



【続きはこちら】

続きの話を募集中。


【ここまでのストーリー】

《第一話》 (筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。

小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…

都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。

私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。

「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。

「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」

《第二話 A》(筆者 Kuuugle)
「あなたは私なんです」
「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。

《第三話A》(筆者 虹若丸)
「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」
ルカは半ば呆れたような声で言った・・・。
「勝手に人の家に上がり込んでおいて、何言うのよ!」
私はすかさず反論した。
「家庭環境の悪化を変えるには、まず身近なところから綺麗にして、運の流れを変えることが重要なのよ!」
ルカも負けてはいない!

《第四話A》(筆者 パチビードク)
「放っといてよ!私、きょう仕事クビになってイライラしてるのよ!そもそもどうやって私の部屋に入ったの?
第一、私の何を変えようということ!」いっきにまくしたて沙織は言った。
「少し落ち着いて下さい!そういう性格や部屋も片づけずテキトーにやっていることが、人生ダメにしてるんです。」
「どうゆうこと?」
「まず、部屋を片づけましょう。」
ルカは大きな箱を取り出して床に放り出されている物を、かたっぱしから箱へ入れた。

《第五話A》(筆者 だしき)
部屋の物がどんどん無くなって行く。ゴミだけではない、本、食器、棚、ついにはベッドまで。
「ドラえもんのポケットのような箱!さすがは未来から来た子だわ。」と半ば感心しながら見ていた沙織だったが、部屋の中が空っぽになると、
「何をやってんの!これじゃ暮らせないじゃない!」
「さあ、行きますよ。」
「どこへ?」
「引っ越しです。」
そういうとルカはさっさと部屋を出て行った。
「ちょっと待ちなさいよ!」

《第六話 A》(筆者 ウナギ)
待ってと止めても聞かないと言うようにルカの小さな背中は早足でどんどんと遠のいていくばかり。
これが本当に子供の歩くスピードなのだろうか。
「引っ越すんだったらマンションも解約しないといけなきゃだし、転居手続きだって…」
「引っ越しと言っても転居はしません。マンションの解約もしません。」ルカはすんなりと転居を否定する。
「えぇ!!!じゃあ一体どういうこと!?」「行くんですよ。」
「どこに?」「未来ですよ。」
「はあ?!?!?!?」
私、未来に行かされるの????


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未来から来た女の子《第四話 C》

「ほら、まずはゴミを捨てて!」
ルカはそう私を急かす。
「だったらルカも手伝ってくれればいいのに……」
私は思わず愚痴をこぼした。
ルカは少し嫌な顔をしたが、
「もう、やればいいんでしょ、」
と、渋々ゴミを捨て始めた。
来々々世の自分のために片付けしてるんだから、ルカも手伝わないと理不尽でしょ、と思いながら私は何も言わずに手を動かしていく。
「沙織、疲れたー」
ルカはもう何もしたくない!というように床に寝転がった。
私は気になることがあったので、ルカに聞いてみた。
「ルカの家庭環境ってそんなに悪いの?」
するとルカは悲しそうな顔をして、
「お父さんは事故で死んじゃって、お母さんはお仕事で忙しいの。それにお母さんは帰ってきても、ご飯も作ってくれないし、おまけに私のことを叩いたりしてくるの。」
と言った。
可哀想だな、とは思ったものの、自分のせいだから何も言えない。


筆者 秋桜



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【ここまでのストーリー】

《第一話》 (筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。

小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…

都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。

私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。

「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。

「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」


《第二話 A》(筆者 Kuuugle)
「あなたは私なんです」

「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。


《第三話 A》(筆者 虹若丸)
「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」
ルカは半ば呆れたような声で言った・・・。
「勝手に人の家に上がり込んでおいて、何言うのよ!」
私はすかさず反論した。
「家庭環境の悪化を変えるには、まず身近なところから綺麗にして、運の流れを変えることが重要なのよ!」
ルカも負けてはいない!


《第四話 C》(筆者 秋桜
「ほら、まずはゴミを捨てて!」
ルカはそう私を急かす。
「だったらルカも手伝ってくれればいいのに……」
私は思わず愚痴をこぼした。
ルカは少し嫌な顔をしたが、
「もう、やればいいんでしょ、」
と、渋々ゴミを捨て始めた。
来々々世の自分のために片付けしてるんだから、ルカも手伝わないと理不尽でしょ、と思いながら私は何も言わずに手を動かしていく。
「沙織、疲れたー」
ルカはもう何もしたくない!というように床に寝転がった。
私は気になることがあったので、ルカに聞いてみた。
「ルカの家庭環境ってそんなに悪いの?」
するとルカは悲しそうな顔をして、
「お父さんは事故で死んじゃって、お母さんはお仕事で忙しいの。それにお母さんは帰ってきても、ご飯も作ってくれないし、おまけに私のことを叩いたりしてくるの。」
と言った。
可哀想だな、とは思ったものの、自分のせいだから何も言えない。


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未来から来た女の子《第五話 B》

ー翌朝
「う〜ん。アルバイト」
そう寝ぼけて言ったが、解雇された今、行く必要はないのだった。

「はあ。朝ご飯…」
「あ、沙織さん!おはようございます」

ん?そういえば、ルカちゃんがいるんだった。

「朝ご飯、できてますよ!」
「へ?」
「こっち、来てください」

ルカちゃんに手を引かれ、机の前に座る。そして、机の上には、綺麗に作られた目玉焼き、チーズトースト、トマトスープが並べられていた。

「これ、ルカちゃんが作ったの?」
「そうですよ!現代のご飯を頑張って勉強してきたんです」
「…。すご、い、ね」

料理下手な私じゃ、とてもこんな料理は作れないよ。いつも、朝ご飯は惣菜パンですましてるからね。よし、決めた。ここに居てもらおう。短い間でもいいから、ご飯を作ってもらえるのは助かる。宿題を手伝う代わりに、作ってもらうんだ。

「ルカちゃん。お願いがあります」
「はい!な、なんですか?」
「宿題を手伝う。その代わりに、ここにいる間、ご飯を作って欲しい」

…。あれ?返事が、ない。

「もちろん。作ります。それ以外のこともやります。ただ、宿題はとっても大変です。沙織さんも頑張ってください」
「え?大変、なの?」
「今更取り消せませんからね。明日から早速手伝ってもらいます」

なんか、嫌な、予感が。したり、しなかったり?

筆者 キスケ



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【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。
小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…
都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。
私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。
「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。
「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」

《第二話 B》 (筆者 Saorin)
遠い未来…!?
沙織はまじまじとそのルカと名乗る女の子を見た。
小学校高学年くらいの真面目そうな女の子である。
「あの、私、学校の夏休みの課題でここに来たんです。」
「課題?…課題って?」
「歴史上の有名な人物の若い頃について調べるというものです。」
有名な人物の若い頃…
今でもありそうな課題だ。
「それで、私は小野沙織さんついて調べることにしたんです。よろしくお願いします。」
…え?
歴史上の有名な人物って私?

《第三話 B》 (筆者 らた)
「夏休みって、今冬…」
「だって未来から来たんですもん」
「そっか…」
 明らかにおかしい状況だけど否定できなかった。
 戸惑っている私に、ルカと名乗る女の子は笑顔で話し始めた。
「今って2022年ですよね。私は70年後、つまり2092年から来たんです。小野沙織さんは、2034年、つまり今から12年後にある偉業を成し遂げたんです」

《第四話 B》 (筆者 Kuuugle)
12年後って……40歳かー。
「もしかしてアイドル♡デビュー?」って歳じゃないし、「ママドル?」って偉業しなさそうだし、「マラソンランナー?」って走るの嫌いだし。勉強もスポーツも私って全部フツーなんだよなー。
「ルカちゃん、私が一体どんな偉業をするのか教えてよ」
「ダメです。歴史が変わっちゃいます」
「ねぇーちょっとだけ」
「ダメです」
「ルカさま~♡」
「ダメといったらダメです!」

ーーそして深夜。
「ルカちゃん、寝ちゃったか。まだ11歳の小学生だもんね……」明日からどんな生活になるのやら……。
沙織は今日の不思議な出来事をいつもの日記に綴り、ルカの隣で寝ることにした。

《第五話 B》 (筆者 キスケ)
ー翌朝
「う〜ん。アルバイト」
そう寝ぼけて言ったが、解雇された今、行く必要はないのだった。

「はあ。朝ご飯…」
「あ、沙織さん!おはようございます」

ん?そういえば、ルカちゃんがいるんだった。

「朝ご飯、できてますよ!」
「へ?」
「こっち、来てください」

ルカちゃんに手を引かれ、机の前に座る。そして、机の上には、綺麗に作られた目玉焼き、チーズトースト、トマトスープが並べられていた。

「これ、ルカちゃんが作ったの?」
「そうですよ!現代のご飯を頑張って勉強してきたんです」
「…。すご、い、ね」

料理下手な私じゃ、とてもこんな料理は作れないよ。いつも、朝ご飯は惣菜パンですましてるからね。よし、決めた。ここに居てもらおう。短い間でもいいから、ご飯を作ってもらえるのは助かる。宿題を手伝う代わりに、作ってもらうんだ。

「ルカちゃん。お願いがあります」
「はい!な、なんですか?」
「宿題を手伝う。その代わりに、ここにいる間、ご飯を作って欲しい」

…。あれ?返事が、ない。

「もちろん。作ります。それ以外のこともやります。ただ、宿題はとっても大変です。沙織さんも頑張ってください」
「え?大変、なの?」
「今更取り消せませんからね。明日から早速手伝ってもらいます」

なんか、嫌な、予感が。したり、しなかったり?


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未来から来た女の子《第四話 B》

12年後って……40歳かー。
「もしかしてアイドル♡デビュー?」って歳じゃないし、「ママドル?」って偉業しなさそうだし、「マラソンランナー?」って走るの嫌いだし。勉強もスポーツも私って全部フツーなんだよなー。
「ルカちゃん、私が一体どんな偉業をするのか教えてよ」
「ダメです。歴史が変わっちゃいます」
「ねぇーちょっとだけ」
「ダメです」
「ルカさま~♡」
「ダメといったらダメです!」

ーーそして深夜。
「ルカちゃん、寝ちゃったか。まだ11歳の小学生だもんね……」明日からどんな生活になるのやら……。
沙織は今日の不思議な出来事をいつもの日記に綴り、ルカの隣で寝ることにした。

筆者 Kuuugle



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◆未来から来た女の子《第五話 B》
ー翌朝
「う〜ん。アルバイト」
そう寝ぼけて言ったが、解雇された今、行く必要はないのだった。


【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。
小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…
都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。
私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。
「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。
「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」

《第二話 B》 (筆者 Saorin)
遠い未来…!?
沙織はまじまじとそのルカと名乗る女の子を見た。
小学校高学年くらいの真面目そうな女の子である。
「あの、私、学校の夏休みの課題でここに来たんです。」
「課題?…課題って?」
「歴史上の有名な人物の若い頃について調べるというものです。」
有名な人物の若い頃…
今でもありそうな課題だ。
「それで、私は小野沙織さんついて調べることにしたんです。よろしくお願いします。」
…え?
歴史上の有名な人物って私?

《第三話 B》 (筆者 らた)
「夏休みって、今冬…」
「だって未来から来たんですもん」
「そっか…」
 明らかにおかしい状況だけど否定できなかった。
 戸惑っている私に、ルカと名乗る女の子は笑顔で話し始めた。
「今って2022年ですよね。私は70年後、つまり2092年から来たんです。小野沙織さんは、2034年、つまり今から12年後にある偉業を成し遂げたんです」

《第四話 B》 (筆者 Kuuugle)
12年後って……40歳かー。
「もしかしてアイドル♡デビュー?」って歳じゃないし、「ママドル?」って偉業しなさそうだし、「マラソンランナー?」って走るの嫌いだし。勉強もスポーツも私って全部フツーなんだよなー。
「ルカちゃん、私が一体どんな偉業をするのか教えてよ」
「ダメです。歴史が変わっちゃいます」
「ねぇーちょっとだけ」
「ダメです」
「ルカさま~♡」
「ダメといったらダメです!」

ーーそして深夜。
「ルカちゃん、寝ちゃったか。まだ11歳の小学生だもんね……」明日からどんな生活になるのやら……。
沙織は今日の不思議な出来事をいつもの日記に綴り、ルカの隣で寝ることにした。


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未来から来た女の子《第三話 B》

「夏休みって、今冬…」
「だって未来から来たんですもん」
「そっか…」
 明らかにおかしい状況だけど否定できなかった。
 戸惑っている私に、ルカと名乗る女の子は笑顔で話し始めた。
「今って2022年ですよね。私は70年後、つまり2092年から来たんです。小野沙織さんは、2034年、つまり今から12年後にある偉業を成し遂げたんです」

筆者 らた



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◆未来から来た女の子《第四話 B》
12年後って……40歳かー。
「もしかしてアイドル♡デビュー?」って歳じゃないし、「ママドル?」って偉業しなさそうだし、


【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。
小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…
都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。
私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。
「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。
「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」

《第二話 B》 (筆者 Saorin)
遠い未来…!?
沙織はまじまじとそのルカと名乗る女の子を見た。
小学校高学年くらいの真面目そうな女の子である。
「あの、私、学校の夏休みの課題でここに来たんです。」
「課題?…課題って?」
「歴史上の有名な人物の若い頃について調べるというものです。」
有名な人物の若い頃…
今でもありそうな課題だ。
「それで、私は小野沙織さんついて調べることにしたんです。よろしくお願いします。」
…え?
歴史上の有名な人物って私?

《第三話 B》 (筆者 らた)
「夏休みって、今冬…」
「だって未来から来たんですもん」
「そっか…」
 明らかにおかしい状況だけど否定できなかった。
 戸惑っている私に、ルカと名乗る女の子は笑顔で話し始めた。
「今って2022年ですよね。私は70年後、つまり2092年から来たんです。小野沙織さんは、2034年、つまり今から12年後にある偉業を成し遂げたんです」


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未来から来た女の子《第五話 A》

部屋の物がどんどん無くなって行く。ゴミだけではない、本、食器、棚、ついにはベッドまで。
「ドラえもんのポケットのような箱!さすがは未来から来た子だわ。」と半ば感心しながら見ていた沙織だったが、部屋の中が空っぽになると、
「何をやってんの!これじゃ暮らせないじゃない!」
「さあ、行きますよ。」
「どこへ?」
「引っ越しです。」
そういうとルカはさっさと部屋を出て行った。
「ちょっと待ちなさいよ!」

筆者 だしき



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待ってと止めても聞かないと言うようにルカの小さな背中は早足でどんどんと遠のいていくばかり。


【ここまでのストーリー】

《第一話》 (筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。

小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…

都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。

私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。

「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。

「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」


《第二話 A》(筆者 Kuuugle)
「あなたは私なんです」
「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。

《第三話A》(筆者 虹若丸)
「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」
ルカは半ば呆れたような声で言った・・・。
「勝手に人の家に上がり込んでおいて、何言うのよ!」
私はすかさず反論した。
「家庭環境の悪化を変えるには、まず身近なところから綺麗にして、運の流れを変えることが重要なのよ!」
ルカも負けてはいない!


《第四話A》(筆者 パチビードク)
「放っといてよ!私、きょう仕事クビになってイライラしてるのよ!そもそもどうやって私の部屋に入ったの?
第一、私の何を変えようということ!」いっきにまくしたて沙織は言った。
「少し落ち着いて下さい!そういう性格や部屋も片づけずテキトーにやっていることが、人生ダメにしてるんです。」
「どうゆうこと?」
「まず、部屋を片づけましょう。」
ルカは大きな箱を取り出して床に放り出されている物を、かたっぱしから箱へ入れた。

《第五話A》(筆者 だしき)
部屋の物がどんどん無くなって行く。ゴミだけではない、本、食器、棚、ついにはベッドまで。
「ドラえもんのポケットのような箱!さすがは未来から来た子だわ。」と半ば感心しながら見ていた沙織だったが、部屋の中が空っぽになると、
「何をやってんの!これじゃ暮らせないじゃない!」
「さあ、行きますよ。」
「どこへ?」
「引っ越しです。」
そういうとルカはさっさと部屋を出て行った。
「ちょっと待ちなさいよ!」


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未来から来た女の子《第四話 A》

「放っといてよ!私、きょう仕事クビになってイライラしてるのよ!そもそもどうやって私の部屋に入ったの?
第一、私の何を変えようということ!」いっきにまくしたて沙織は言った。
「少し落ち着いて下さい!そういう性格や部屋も片づけずテキトーにやっていることが、人生ダメにしてるんです。」
「どうゆうこと?」
「まず、部屋を片づけましょう。」
ルカは大きな箱を取り出して床に放り出されている物を、かたっぱしから箱へ入れた。

筆者 パチビードク



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◆未来から来た女の子《第五話 A》
部屋の物がどんどん無くなって行く。ゴミだけではない、本、食器、棚、ついにはベッドまで


【ここまでのストーリー】

《第一話》 (筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。

小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…

都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。

私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。

「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。

「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」


《第二話 A》(筆者 Kuuugle)
「あなたは私なんです」
「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。

《第三話A》(筆者 虹若丸)
「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」
ルカは半ば呆れたような声で言った・・・。
「勝手に人の家に上がり込んでおいて、何言うのよ!」
私はすかさず反論した。
「家庭環境の悪化を変えるには、まず身近なところから綺麗にして、運の流れを変えることが重要なのよ!」
ルカも負けてはいない!


《第四話A》(筆者 パチビードク)
「放っといてよ!私、きょう仕事クビになってイライラしてるのよ!そもそもどうやって私の部屋に入ったの?
第一、私の何を変えようということ!」いっきにまくしたて沙織は言った。
「少し落ち着いて下さい!そういう性格や部屋も片づけずテキトーにやっていることが、人生ダメにしてるんです。」
「どうゆうこと?」
「まず、部屋を片づけましょう。」
ルカは大きな箱を取り出して床に放り出されている物を、かたっぱしから箱へ入れた。


【続きを書く】

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  • 一話あたりの文字数は100~1,000文字までとしてください。1,000文字を超える場合は、次話として投稿してください。

未来から来た女の子《第三話 A》

「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」
ルカは半ば呆れたような声で言った・・・。
「勝手に人の家に上がり込んでおいて、何言うのよ!」
私はすかさず反論した。
「家庭環境の悪化を変えるには、まず身近なところから綺麗にして、運の流れを変えることが重要なのよ!」
ルカも負けてはいない!


筆者 虹若丸



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「放っといてよ!私、きょう仕事クビになってイライラしてるのよ!そもそもどうやって私の部屋に入ったの?

◆未来から来た女の子《第四話 C》
「ほら、まずはゴミを捨てて!」ルカはそう私を急かす。


【ここまでのストーリー】

《第一話》 (筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。

小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…

都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。

私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。

「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。

「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」


《第二話 A》(筆者 Kuuugle)
「あなたは私なんです」

「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。


《第三話》(筆者 虹若丸)
「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」
ルカは半ば呆れたような声で言った・・・。
「勝手に人の家に上がり込んでおいて、何言うのよ!」
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未来から来た女の子《第二話 B》

遠い未来…!?
沙織はまじまじとそのルカと名乗る女の子を見た。
小学校高学年くらいの真面目そうな女の子である。
「あの、私、学校の夏休みの課題でここに来たんです。」
「課題?…課題って?」
「歴史上の有名な人物の若い頃について調べるというものです。」
有名な人物の若い頃…
今でもありそうな課題だ。
「それで、私は小野沙織さんついて調べることにしたんです。よろしくお願いします。」
…え?
歴史上の有名な人物って私?

筆者 saorin



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◆未来から来た女の子《第三話 B》
「夏休みって、今冬…」
「だって未来から来たんですもん」


【ここまでのストーリー】

《第一話》(筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。
小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…
都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。
私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。
「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。
「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」

《第二話 B》 (筆者 Saorin)
遠い未来…!?
沙織はまじまじとそのルカと名乗る女の子を見た。
小学校高学年くらいの真面目そうな女の子である。
「あの、私、学校の夏休みの課題でここに来たんです。」
「課題?…課題って?」
「歴史上の有名な人物の若い頃について調べるというものです。」
有名な人物の若い頃…
今でもありそうな課題だ。
「それで、私は小野沙織さんついて調べることにしたんです。よろしくお願いします。」
…え?
歴史上の有名な人物って私?


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「あなたは私なんです」
「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。


筆者 Kuuugle



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◆未来から来た女の子《第三話 A》
「まずはこの散らかり放題の汚い部屋を何とかしなくちゃね・・・。」


【ここまでのストーリー】

《第一話》 (筆者 Saki)
「ごめんね…、うち今、厳しくて。」
3年勤めたファミレスは、そんな言葉であっさり解雇された。

小野沙織、28歳。
これからどうしよう。
私って何にもないんだよな…

都心から電車で30分。
大田区蒲田にある古いワンルームマンション。

私はここでずっと一人なんだろうか…
二階の部屋を見上げた。
あれ?明かりがついてる。 
急いで階段を上がった。

「あ、お邪魔してます!」
ドアを開けると小さな女の子がベットからぴょこんと立ち上がった。

「私、ルカといいます。遠い未来から来ました。」

《第二話 A》(筆者 Kuuugle)
「あなたは私なんです」
「え!?私?」急に何を言い出すんだろうと沙織は思った。
聞けば、ルカにとって私は前々々世の自分だそうで、どうも今の私がテキトーに生きてるから、来世になるごとに家庭環境が悪化しているらしい。
その状況を何とか変えたいと私のところにやって来たようだ。


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