ひと粒のコロナウイルス《第一話》

今日、僕の住んでいた体が止まった
血液の流れる音も、心臓の鼓動も、何も聞こえなくなった。
2週間前。
僕は誰かの体の中で生まれた。
多分、僕のお母さん。でも、兄弟がいっぱいいるから、お母さんの姿を見たことがない。それでも、僕には沢山の兄弟がいるから、全然寂しくはなかった。

筆者 ねもねも~と



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◆ひと粒のコロナウイルス《第二話 A》
兄弟達と一緒に肺で遊んでいたんだ。そしたら、急に突風が吹いて来て、食道まで飛ばされた。


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