2点の位置関係はいかなる場合も相対的 1/2

こんなことは当たり前のことと
思うがもう一度整理しておきたい。

物体が等速直線運動していることと、
静止していることはまったく意味が同じで、
これを物体が慣性系にあるという。
ここには必ず観測者がいなければならない。

ひとつの物体だけを考えた場合
時間がたっても、位置は変わらない。
というか、位置は観測者との相対な位置しか
存在しない。宇宙空間における位置など
存在しない。地球は太陽があって何ぼのものである。
このような相対的な位置があり、影響を
及ぼしあう思考の対象を系という。
例えば、太陽系である。

地上では自分のいる地点の
大地が基準となり、太陽でさえ
東から昇らせて、西に沈ませる。
この系は当たり前すぎて、巨大すぎて
地上系とも言わない。
暗黙の了解であり、科学の真髄を
隠し続けてきた。そして今も隠し続けている。

ひとつの物体には加速度運動を
含めて絶対運動など存在しない。
どんな運動であろうと、別の物体
あるいは観測者が必要で観測者との
あるいは観測される2つ以上の物体の
相対的な運動に過ぎない。

相対的な運動と考えたときには
慣性系にある物体でも静止している
ことと、移動(等速直線運動)している
ことの意味が出てくる。
観測者との距離が変わるからである。

2点の位置関係はいかなる場合も相対的である。
このことはあらゆる物理的な存在に関して、
つまり宇宙に対して2点の位置関係が、
どちらが静止してどちらかが動いている
ということはないと言うことを物語る。

しかし系の中では簡便的な、技術的な
マッチした調和の取れた解釈をすることができる。
それは、系の質量中心を系の中心とする
という解釈である。
系の話もいずれ書きたいと思う。

あらゆる物理的な存在としたが、
物体=物質だけであろうか。いや、
物体だけでなく頭の中で考えられる
すべての位置について当てはまるだろう。
一方を静止していると考えても、
あるいは動いてしているとしても、
また両方とも動いているとしても
起こる結果は同じでなければならない。
このことは位置を持つ全ての存在に対して共通である。
少なくとも物質を対象とすれば成り立つ。

物資でない存在はこの世にはいくらでもある。
情報もそうであるし、小説や、音楽や、
もちろん私たちの感情も物質ではない。

物理的な存在という範囲では
音は物質ではないし、海の波もまた物質ではない。
電波も、光も、その両者を含む、電磁波も物質ではない。
波である。媒体の状態が定期的に繰り返す。
それが波である。一方、音源も、光源も物質である。

2へ続く

筆者:hayana

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