光と宇宙と赤方偏移をよく考えようよ!

この書き物は、最初の
「なぜ日が上る」から始まります。
途中の章を読み興味がわきましたら、
ぜひ最初からお読みください。

割と気の向くままに書いています。
重複して同じことを書いている所など
あるかと思いますが、ご容赦ください。
そのうちに支離滅裂な箇所も含めて
見直してみます。

1.光というもの
ビッグバン理論は赤方偏移という
光や電磁波のスペクトラムのずれを
説明するために生まれた理論です。

光は電波と同じ電磁波の種類です。
電波はテレビや携帯電話で使われて
私たちの生活に身近なものです。
電磁波は電場と磁場が互いに
直交して、伝わります。
空気中では少し減衰しますが
真空中では減衰しないことが特徴です。

多くの力が距離の2乗に反比例する
のに比べ、光は遠くまで伝わります。
例えば、重力は距離の2乗に反比例します。
一番近い恒星のケンタウルス座アルファ星
からの光は地球に余裕を持って到達しますが
重力はまったく到達しません。

アルファ星から地球に向けて発っした光は
減衰することなく地球に届くからです。
一方アルファ星からの地球を引っ張る
重力は距離の2乗に反比例して減衰します。

「あれおかしいな、俺のところはニッポン放送
受信しないぞ」と思った、あなた。
あなたは正しいです。電波は空気中でも
ほとんど弱くなりませんが、広がってしま
うんです。だから弱くなっていないけれど
あなたのラジオに向かって飛んでくるのは
ほんの少しの本数(比喩、簡単な説明のための
例えです)の電波だけです。近くに飛んでくる
電波も捕まえないと、受信しません。
そのために大きなアンテナを立てて、
たくさんの電波を捕まえます。
しかしあなたに向かって飛んでくる
電波は発信されたままの強さです。

つまり、受信する側の面積が大事です。
望遠鏡も口径を大きくして、遠くのものを
見ようとします。
パラボラアンテナも大きければ
遠くの電波を受信できます。

でも電波は弱くなっていないのです。
単に広がっているだけです。
この点は重力と大違いです。重力は
あなたを引っ張ろうとする力自身が
距離の2乗に反比例して小さくなります。

電磁波と、場の伝播には深い考察が
必要だと思います。場の伝播といいましたが
こちらは場の存在としたほうが良いかもしれません。
例えば、
場の存在は、エネルギーを伴いません。
エネルギー遷移しませんから時間から
無関係になります。
というような理論も可能になりそうです。

電磁波、光はこの特殊な能力、遠方にまで
届くというパワーによって、宇宙を構成する
スーパー存在となっています。
ここは一つ哲学で良く使われるドイツ語を
まじぇてついでにフランス語もまじぇて
シュペールザインといいたいところです。

フランス語のスーパーです。英語とつづりも
一緒だと思いましたが、発音がシュペールで
かっこよくないですか。
光(電磁波)は超存在なのです。しかも
電磁波は時間(エネルギー遷移)の中に
あります。

今話題のダークマターとか、ダークエネルギーって
結局飛び交っている電磁波とその派生では
ないかと思いますが、いかがでしょう。
なんといっても電磁波、光は宇宙を構成する
超存在、シュペールザインなのですから。

ビッグバン理論はこの光の赤方偏移という
現象が観察されたために、生まれた理論
といってよいでしょう。
距離が遠い星ほど、赤方偏移が大きい
という事実があります。このことは
否定しようがありません。
そしてこの赤方偏移ははドップラー
効果だと解釈されています。
遠くの星ほど速い速度で地球から
遠ざかっているとしています。
つまり、宇宙は膨張しているとなっています。

ブレーザーという銀河が宇宙の果てで
観測されます。強力な光を放つ
銀河です。このような強力な光を放つ銀河ほど
赤方偏移が大きいそうです。
このような現象が発見されていることは
そろそろ、赤方偏移を遠ざかる速さだ、という
解釈を見直す時期だと思います。
宇宙空間の距離と放つエネルギーの
大きさには、赤方偏移をおこす、別の
要因があると考えるほうが、
すっきり納得がいくと思います。

繰り返しになりますが、
赤方偏移を遠ざかる速さと解釈することが
何かおかしいということに気がつく
段階になっていると思います。
少なくとも今の科学ではその星までの

距離を測るのに、赤方偏移に頼るしかない
遠くの距離にある、明るい星ほど、
赤方偏移が激しいのです。ドップラー効果でない
何かがあると考えるべきでしょう。
科学者のなかにこういう考え方が
出てこないのが残念です。

かく言う私めも、赤方偏移は距離と考えて
良いと思います。ただし赤方偏移の理由は
遠ざかっているからのではなく、
距離自身だというのが違う点です。
距離が長いと、赤方偏移が生じるという
性質、理由が宇宙空間に有るのではないか
という空想です。
遠ざかっているのではありません。

ここで、遠ざかるということは、お互いの
距離が離れているだけで、地球がその星から
見て、光速近くで遠ざかっているとも言えます。
遠ざかっているということは相対的です。

次回はこの地球を含む天体の動きを考えた

赤方偏移について考えたいと思います。

hayana@foth.jp

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