物質ってなによ(2/2)
○物質と空間、場は一様である
場は、その発生源である物質の一部である。
場は物質のように領域を占領し、物質を取り囲む。
その場は慣性系において物質が剛体であるように、
物質とともに剛体として存在する。伝播するもの
として物質の周りに存在するものではなく、
場の広がりまでを持って一体として物質である。
2つの物体が近づくときに、その重力場が物質に
遅れて近づくというようなものではない。
その意味でニュートンの主張した無限の速さで伝わる
遠隔力は正しいと思う。
それは電荷の周りに存在する電場についても同じである。
もっと掘り下げれば物質自体が
場による空間の領域の性質であるということになる。
唯一の例外が電磁場である。
光、電磁波は物質から離れてそれ自身で
存在する。
物理的な存在という意味で物質と電磁波は2大双璧をなす。
○超時(時間に縛られないこと)
物質はその安定性のゆえに時間経過に
変化をしないことが多い。この特性のために
記録や、記憶や、化石や、遺跡をつかさどる。
過去はすべて物質によって、表現される。
私たちの記憶の機関である脳もまた
物質である。写真も音楽メディアも
BDもすべて物質である。
○位置の保持
これも最も大切な物質の特徴である。
位置の相対性(ガリレオの相対性)で述べたように
お互いに相対的に、位置と運動の関係を持つ。
宇宙において、単独で運動する物体など
存在しない。
このアプリオリ(直感的)な概念は、
光速不変を凌駕するというか、打ち破って
しまうものではないかと考えている。
こんなことは当たり前のことと思うがもう一度整理しておきたい。物体が等速直線運動していることと、静止していることはまったく意味が同じで、これを物体が慣性系にある…
時間や空間ををゆがめたるする必要はない。
現在の時間に関する認識は大きく違うと思う。
少なくとも慣性系において、相対速度のみで
時間がずれるのはおかしくないかい。
加速度系や加重系では話は異なるが・・
時間についてはまた書く。
ありのままの自然や、世界の姿を映し出そう。
バズ思考の4次元や、時空空間?
など捨て去ろう。
「物質ってなによ」完く
筆者:hayana