どうして光速は不変なんだ(1/2)
マイケルソン-モーレイの実験や、
電磁気学の帰結から、光速は不変とされている。
不変とは、光源に対して観察者がどんな運動をしても
観察される光の速さは光速(秒速30万キロメートル=c)
であるということである
その変な、物体同士の運動では考えられない
非常識を受け入れるために、パズルのような
種明かしで考え出されたのが、ローレンツ変換である。
時間が遅れたり、距離が縮んだりする理論である。
この理論を使って、書かれたのが特殊相対性理論である。
この言い方は正しくないという方もいるかと思う。
大雑把には正しいとして欲しい。反論も大歓迎である。
また、電磁気学の帰結から光速は不変であり、
観察結果もすべて従っていて、正しいとなった。
マイケルソン-モーレイの実験が光速不変を
証明していないとしても、電磁気学の当然の
帰結だとされている。
今だに多くの人が疑問に思っているのも事実である。
人々を納得するように、疑問をぶっつけなければいけない。
難解な図で示されても私にはよく分からない。
また光速不変や、相対性理論の説明で
速さが出てくるが単独の速さは存在しない
ということをご理解いただきたい。
観察者=物体の速さは何かほかの物体に
対する速さしか存在しない。
またこのことが物理的世界観で重要な
意味を持ってくる。ものすごく大事な
ことですがそのうち書きます。
舌だしアインシュタインが否定した
ニュートンの遠隔力は正しいと思う。
このこともそのうち一緒に説明します。
一部には宇宙に対する絶対速度が
存在するような現在理論も有るようだが
まやかしにしか思えない。
光の速さは変わるんだという
こんな考えはいかがだろうか。
第一に技術論的には光速が観察者の
光源に対する運動に影響されるとして、
計算され、文明に寄与していることがある。
また速さを考えるときの距離は
必ず物体間の距離である。
通常は光源と観察者という物体である。
光には存在点がない。
ここで第二のポイントが出てくる
光源から観察者の距離は、光源の
光が観察者に届く前に変わるということである。
光は光が発せられたときの元の距離より
長い距離を旅したり、短い距離を
旅して観察者に届く。
光源と観察者が物体である限り
この距離が変わってしまうことを
逃れるすべはない。
短い距離は短い時間で到達する。
長い距離は長い時間で到達する。
光とてこの法則に従う。
そうすると電磁気学の帰結でも、光の速さが
変わることは避けられない。
実は電磁気学の帰結は媒体の中の
速さが変わらないことを物語って
いるだけであり、光の速さが変わらないこと
を物語っているのではない。
媒体の中の波の速さが変わらないのは
光に限ったことではない。
波の性質である。音速が気温、気圧が
同じならかわらないのと同じである。
また光の媒体はなんだか素性が
今でもよく解明されていない
電磁場である。
当たりまえのことである。
だから、技術論的な計算では、
観察者の光源に対する速さを計算し
光が到達する時間を計算しなければ
ロケットは飛ばないし、
リングジャイロも正しい
値を示さない。
2へ続く
筆者:hayana