続けて空間と物質(物)の話
3-2)空間
空間に関してはどうでしょう。
膨張に関しては、無限のものは膨張しないし、
大きさのあるものは膨張する。
ローカル法則でも、こんな原則的な法則は
普遍化(ユニバーサル)しようがないと
思うけれど如何でしょう。
よく次元の話が出てきます。
4次元に向かって穴が開いているとか
言います。なんとばかげた話です。
SFでもあるまいし、科学者がする
話ではありません。
私たちの住んでいる世界の空間は、
直行座標が3本ある、3次元の
空間の世界です。技術論的な平面図や、
不動産の管理のための宅地図なら
2次元で分かりますが、紙も
3次元の体積を持った存在です。
この世界に3次元以外の物質や、
場や、エネルギーの分布などの
科学的存在はありません。
例えば何かの密度の3次元分布を
4次元で考えるということはできます。
又今では3次元グラフィックスで
そのような分布を表示することもできます。
しかしそれは空間の新しい次元ではありません。
4次元というものは空間の座標系の話である、
と限定して考えるのはだめでしょうか。
少なくとも宇宙に穴があいていて、
例えばブラックホールは外に
つながっているというのは面白いけれど、
科学ではありません。
SFのなかだけの話にしてください。
3-3)物質ってどうよ
さきに物質についての私の考え方を
説明したいと思います。
物質とは、それ以外の物理的な存在、
例えば、場や、場の振動である、電磁波、
それらが存在する空間とは異質な、
特別な存在と考えられています。
ものはそれ以外の科学的な存在と
そんなに異質な特別な「物」という
存在でしょうか。特異な存在では
ありますが見方を変えませんかと
提唱します。
場とは、物質同士が力を及ぼす
領域の強さの分布です。界ともいいます。
一番身近なものは磁界です。磁石で
磁力線、下敷きの上に撒いた砂鉄で
模様が出来るのを学校でやりませんでしたか。
磁石だけでなく、電気も、重力も力を
及ぼします。一番強いのが物質同士が
ぶつかった時の反発力です。
(確かそうだと思ったけれど、
間違っていたらごめんなさい)
これが物質に体積がある理由です。
もっと強い場が量子力学の世界などでは
あるかもしれませんが、勉強不足で
よく知りませんわ。
この物質とは空間の領域の性質と
考えるべきではないでしょうか。
様々な場がエネルギー=質量を空間の領域に
閉じ込めて、互いに排他性=体積を持たせた
空間の領域の場を物質と呼びます。
物質とエネルギーは地上で観察される、
理解されているより、もっと親和性が高い
互いに変遷しあうものだと思います。
素粒子も、原子も、プラズマも、
分子も空間の領域の性質です。
何かがあるのではありません。
漢字はよくできています。
物という性質で「物質」です。
太古の中国人はこの考え方と同じ
認識をしていたのでしょうか。
空間の領域が互いに反発しあい、相互干渉して
物質を作り出します。
物質は体積を持ち持ちます。
その体積の領域同士が反発
しあうような場の分布があります。
その場の分布こそが物質なのです。
そこに何か(物質)があるのではありません。
粒子とか紐とかでは無いと思います。
エネルギーを閉じ込めた相互干渉する
場の発生源=場の分布を
形作るものこそが物質です。
質量は物質といわれる領域同士の
相互干渉の結果として、その領域の
持つエネルギーの大きさに比例して
観察されるものです。これは
ドラゴンボールに出てくるスカウター
と似ています。互いに相手のパワーが
表れます。
この詳細な質量の仕組みはまだ考え中です。
物質を形作る場は、安定した塊となっています。
重要なことは、その塊が周りの場を作り、
移動に伴って引きずっていくということです。
この塊がどうしてできるのかも考え中です。
なんだ、結局煮え切らない物語じゃないか!
そうなんです。悩みは多いままです。
物質の項目だけ又詳しく書きます。
hayana@foth.jp