時間とエネルギー 2/2

つぎにエネルギーの話にしましょう。

エネルギーとは何かということに
ついて考えてみたい。
エネルギーとして存在するのは
物質に付随する相対運動、
これには物質の振動も含みたい
と思う。例えば熱や、音は物質の
振動である。
他には電磁波と、場の中の位置だけである。
場の中の位置とは位置エネルギーである。
このエネルギーの捕らえ方は正しいだろうか。

いや時間の中に変遷するものだけを
エネルギーと考えると、電磁波と、物質の運動
、電気と、熱と、音になるか。
化学(結合)エネルギーは物質の状態が変わり、
位置エネルギーは運動となりうる物質の相対的な
状態である。こちらは純粋なエネルギーではなく
保存エネルギーとでも言うべきものである。

純粋なエネルギー、時間の中にだけ存在する
エネルギーは、電磁波と、熱と、音と、
電気と、物質の相対運動であろうか。

化学エネルギーや、原子力エネルギーは
物質が保有している=取り出すことのできる
エネルギーであって、時間の中を遷移している
エネルギーではない。

この様に考えると、時間の姿が見えてくるように
思う。時間はエネルギーが遷移する器なのかもしれない。
物質の器が空間であり、エネルギーの器が時間である。

物質の状態が変わることによるエネルギーは
エネルギーが物質と変わることと
なんら代わりが無いのではないか。
そうすると、核分裂のような莫大な
エネルギーを伴う反応と、化学反応の
ような小さなエネルギーを伴う反応の
中間の反応があっても良いのではないか。
常温核融合がそんな反応だろうか。

さて、純粋なエネルギーは時間の中に
だけ存在するものならば、それは
電磁波と、熱と、電気と、音くらいだろうか。
そのうち、電磁は以外は全て物質に付随するものである。
熱も分子の振動、電気も金属中の電位差、
音も物体の振動である。
全ては物質の周辺エネルギーとでも言うべき
物質が無ければ存在しないエネルギーである。

こう考えると、電磁波前にも述べた様に
「シュペールザイン」である。物質の
周辺エネギーではない単独で存在する
純粋エネルギーでる。
この意味で物質と双璧をなす、エネルギーである。

ダークマターや、ダークエネルギーは
行きかう電磁波というのは間違っているのだろうか。
背景輻射も行きかう電磁波ではないのか。
電磁波は特別な存在「シュペールザイン」だと思う。

織姫座の近くで発見された、ビッグバン理論では
つじつまの合わないクエーサーでしたか、
ありました。宇宙のどんなところでも
重い元素が見つかるということから
そろそろ考え方をかえましょうよ。

何処でも、新しい銀河が生まれていれば
ビッグバンは否定されるような気がします。
たまたま、新しい銀河が見つかりにくい
時期なだけかもしれません。

「時間とエネルギー」完

筆者:hayana

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