幾何学って形や、立体のお勉強、宇宙観の話 2/2

私たちのいる世界は3次元の世界でしかなく、
1次元の世界も、2次元の世界も、まして
4次元の世界も存在しない。
少なくとも観測結果から、合理的に
宇宙観を作り出すならば4次元など
持ち出さないで欲しい。

ビッグバン理論の宇宙には
外があるのか、無いのか。
外があるなら、境はどうなっているのか。
あるいは、そのようなことを考えてしまう
感性が悪いのか。
考えてしまうこと事態が、よく理解していない
ということなのか。

膨張する宇宙では、
もちろん宇宙の結界(果て)の外は、
空間の広がりであってはならない。
少なくとも3次元の空間の広がりではない。
魑魅魍魎の世界などでもない。
つまり、何でもあり=まったく考えようの無い
世界だ。
外の世界はまったく持って、宗教の世界である。
ビッグバン理論の宇宙観は宗教か。
ビッグバン理論は外の世界を明らかに
していないし、できない。外の世界があるか、
無いかも明らかにしない。

赤方偏移がドップラー効果だとする
解釈は、幾何学的に無理がある。
幾何学的に不可能な構造を持ち出す
ほどの価値があるものだろうか。
膨張する宇宙は、こうした想像を絶する
外の世界を考察するほどの価値がある、
考え方だろうか。

電磁波の周波数に変化を与えるものとして、
今のところ分かっているものは
ドップラー効果だけである。
そうだからといって、幾何学的な
構造をあいまいにして、膨張する
宇宙を、宇宙観として作りあげても
良いものであろうか。

ドップラー効果は物理現象として
よく知られているし、否定する
科学者、技術者、もっと広く
理系の人も含めてはいないだろう。
同じように幾何学も、数学の分野として
成り立っているし、こちらも
否定する科学者、技術者、もっと広く
理系の人も含めていないだろう。

どうして、赤方偏移の意味づけをする時に
幾何学は曖昧にして、ドップラー効果としたのか。
幾何学的構造を重要と考えれば、
赤方偏移の意味づけをドップラー効果以外に
探さなければならない。
宇宙観を考えるときにこちらのほうが
正しい姿ではないか。

幾何学的な構造を考えるときに
唯一違うところは4次元など存在しない
と私が主張している点である。
4次元を巻き込んだ宇宙の構造など
ありえないということである。

宇宙観は少なくともその時代に
あった、多くの人が納得できる
世界を示せばよいものではないか。
科学でも、ましてや技術でも、文明でもない。

今のビッグバン理論は
幾何学的なイメージを明確に作らない。
それなのに、代数を駆使して、その理論を
補強する。天文学者は代数は信望するが
幾何学は信望しないのだろうか。
なぜ幾何学は曖昧で、いや、明快でなくとも
代数は信望して、それを駆使して
理論を展開するのだろうか。
ビッグバンを標榜する、天文学者は
この点を明らかにして欲しい。
代数は全ての理論展開に使用できるが
幾何学は曖昧なままである理由を教えて欲しい。

それとも私の頭が固いのか。?

比較的近傍の星の距離を測るのに
光行視差という三角法を用いる。天文学者でも
幾何学を使うことがある。
それならば、膨張する3次元の
幾何学的な宇宙の姿を明らかにして欲しい。

「幾何学って形や、立体のお勉強、宇宙観の話」完

筆者:hayana

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