赤方偏移をよく調べてみよう 3/3

詳細に書きましょう。
先に書きましたようにアンドロメダ銀河は
秒速300Kmで近づいて青方偏移が
観察されます。
地球の公転は秒速30Kmです。
10分の1ですが赤方偏移や青方偏移が
観測可能でしょうか。
公転面にある星を観測してください。
地球の自転の地軸は公転面とほぼ直角
(23度傾いています。)ですから、
半年経っても同じ星を見ることができます。
いかがでしょう、偏移のずれは
半年の時間で、方向が逆の地球の公転の
速さで観測されますか。それとも観測されませんか。
おそらく近くの星では観測され、遠くの星では
観測されないのでは?なんとなくです。
そんなことある分けないか。

あれ、観察者の運動はドップラー効果には
影響しないんでしたっけ?
そんなこと無いですよね。?
光のドップラー効果はよく考える必要が
ありそうだと思っています。光の発生源と
観察者の相対速度でドップラー効果が
起こるんでしょう。?

余談ですが地軸は23度傾いています。
このずれが回帰線となっています。
回帰線とは23度の北緯と南緯の
緯度のことです。南中時(おそらくほぼ正午)
の太陽は冬至の日と夏至の日に回帰の上に来て、
その日以降に反転して逆の回帰線へ
と向かって1日ごとに移動していきます。

この冬至と夏至の中間で昼間と夜の長さが
同じになる日が春分の日と、秋分の日です。
彼岸の中日といいます。彼岸とは向こう岸という
意味のようです。仏教では重要な儀式があります。
彼岸は中日(秋分、春分の日)の前後3日間で、
お墓参りをする人が多いです。

実際には公転面に対して23度地軸が傾いた
地球が太陽の周りを回るために、見かけ上
上記のように運動しているように見えるだけです。

調べたいこと3も調べたいこと4も
おそらく赤方偏移の差は出ないと思う。
そうすると赤方偏移はドップラー効果ではない
と言えるだろう。差が出たとしても
又別の理由を考えよう。3トミボンは
諦めが悪いのだ。

少なくとも分かっている地球の運動は
毎秒500mの自転、毎秒30Kmの公転、
毎秒200Kmの銀河の公転です。
このうち確認に使えるのは、地球の自転と
公転ぐらいでしょう。自転は速度が小さすぎますか。

太陽の銀河に対する公転は1週で
2億2000万年かかるそうです。
人類が観察するには長すぎるでしょう。
もっとも地球の年齢もも40億年です。
酸素ができ大気ができて生命が陸地に
上がってくらいの時間が2億年ですから、
どっかに記録しておけば役に立つかも
しれない。

銀河の中を公転する太陽の周りを回る
地球の動画をみると、太陽の銀河に対する
公転面と、地球の公転面はほぼ直角の
様ですね。丁度ねじの進む方向が
太陽の銀河に対する公転の方向で
ねじが回るように地球が回っていました。
地球の公転は螺旋運動ですね。
インターネットの動画でありました。
ねじは右ねじだったか左ねじだったか忘れた。
逆さまにすれば逆になる?ならないね?

この運動は後ほど、系の説明をするときに
また出てきます。簡単に説明しますと
地球の運動が螺旋運動か、回転運動かは
太陽系ではあまり問題ではないのです。
系の捕らえ方が大事です。太陽系の中では
地球は回転運動をしているだけです。

話を戻しましょう。
観察される対象の方向に対してこの3つの運動を
加味して、赤方偏移を観察して、
本当に遠ざかる速さや、距離で、
「ああ、確かに赤方偏移はドップラー効果
かも知れない」といえますでしょうか。
確認して、もしドップラー効果でないような
断片でも見つかれば、赤方偏移は
ドップラー効果でないことになります。
調べたいこと1-4以外でも
ドップラー効果でない断片を
見つければよいのです。

地球の円周は4万キロメートル。
例えば、1時間に1週する人工衛星は
約10キロメートル/秒です。
こんなに速く回る人工衛星があるのか知らないけれど。
もっと早い人工衛星も可能でしょうか。
早くするためには地球に近づく必要があるし、
近づくと大気があって摩擦で速度が
遅くなって落ちてしまう。

人類が得ることのできる最大の速さは
地球の公転の30キロメートル/秒で
逆向きにして+-で60キロメートル/秒
ということでしょうか。人工衛星でこれより
早い速度は可能でしょうか。

でも人工衛星はよほどの理由が無いかぎり
調べることはできませんね。
莫大なお金がかかるから。
地上で調べるのが良いでしょう。

「赤方偏移をよく調べてみよう」完

筆者:hayana

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