星と地球の物語(完)

3)物質と、エネルギーと時間
エネルギーは距離を移動し、また形を変えたりして
遷移しますから時間の中にいます。
エネルギー遷移自体が時間です。
電気は使う分だけ同じ時に発電しなければなりません。
これが典型的なエネルギーの姿です。

エネルギーは空間の領域に押し込められて、
互いに干渉しあう、物質となり、時間の呪縛から離れます。
記録も、記憶も、エネルギーの蓄積も全ては
物質によってなされます。
物質はほとんど時間の呪縛から離れて、
時間を超越して存在するからです。

紙も、インクも、人の脳も、メモリーも
全て物質です。
一方、人の話は音波というエネルギーです。
聞き逃したら、大変です。
電波もエネルギーです。放送はその時間に
受信しなければ楽しむことができません。
一旦ハードディスクという物質に記録された
映像はいつでも再生して楽しむことができます。

こちらもそのうち書く「物質と時間」の話をご覧ください。


星と地球の物語(完)

出典:hayana@foth.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です